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まいにちいきるこのせかいとにくたいにとらわれたこのじぶんはいったいなにもんなんじゃーというのをさがしていくひびをつづる

ミドリノスタチオ *midorinostatio blog

2009年 始動! | main | 紅葉と山小屋(予告)
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山小屋完成しましたー!!!
山小屋1

山小屋2

山小屋3

ついに、山小屋 完成ー!!!

今年の夏から、秋深い紅葉の頃までかけ、四季の自然に恵まれた「岐阜県白川町佐見」という里山にすべて手づくりの「山小屋」を建てました!!


山小屋の名称は、西日庵です! (←さいにちあん、と読みます。)


・・・西日庵、その名前の所以は、、

  山小屋を建てた土地は、杉やヒノキの森がすぐ側にあり、
  夏の避暑地に最高の環境です。

  そして、冬は、温かくやさしい西日が柔らかく降りそそいでくれる、
  そんな太陽の恵みを受ける環境だからです。


そこで、この西日を設計の‘主軸’に取り入れ、
日本古来の茶室にみられる「数寄屋造り(すきやづくり)」を目指しました。

一級建築士の杉山直樹先生(杉山建築工房)のご指導のもと、
友人たち十数人と、何日もかけてやっと完成に至ることができました!

※以下「続きを読む」に、山小屋づくりの現地調査から完成に至るまでを記しました!!どうぞご覧下さい。
製作記録写真を60枚ほど載せています)↓↓
<現地調査 6月27日>

今年6月、いつも大変お世話になっている一級建築士の杉山直樹先生に、

「山小屋という名の、‘ 茶室 ’をつくってみないか」

声をかけられ、デザイン学校の友だちと即決し、やってみよう!
ということになりました!

さぁ、山小屋をつくろう!山小屋といえば、山山山山の中!避暑地だぁ!と、
杉山先生のご実家のある岐阜県白川町の設定敷地に気合い十分で向かったものの、、、

 そこは、本当の山の中・・・

sitami.jpg

傾斜地・ジャングル・ほぼ日陰」と、、ステキな三拍子に
困惑するのを通り越して、笑えてくるぐらいな場所でした。。。

・・・えっ!本当にここに建てるの・・・!??

(ヤル気の出鼻をくじかれた感じで、この日は結局、
恒例(?)の川遊び(この日の日記)で終わってしまいました・・・)


<第1期工事 7月31日~8月3日(3泊4日)>

第1期工事は、キャンプ場のバンガローに宿泊して、ゼロからのスタートとなりました!

6月に調査した山の中は、いろいろな面で建築するのに
不向きだったとあきらめ(…というよりあの山の中は不可能??)、
池の側の平地に急遽変更しました。



sai004.jpg
平地になっても、最初はもちろん何もない草ボーボーの土地。
まずは柱の位置を決めるため、敷地面積分を正確に確保します。
鎌とスコップで地面を整え、不要な木はチェーンソーでズバーン!します。

写真の右手奥にはきれいな沢があり、池の側ということも相まって、
地面は相当湿っています。。。


sai005.jpg
次は、ここ掘れワンワン!
柱が4本ということは、4回も掘らないといけないということですね、、、
それなりに大きな石も出てくる、腰にくる、そんな土地です。


sai006.jpg

sai006_2.jpg
がんばりました!
果てしなく人海戦術でした・・・(>_<)

再度、柱の中心位置を決めるため、正確な寸法取りをします。
(↑これがすべての基準になるので、ものすごく大切です。
あとで気付きました・・・)


sai007.jpg
すべての穴に大きな石(割グリといいます)を入れ、
荷重を支える基礎部分を固めます。


sai008.jpg
そして・・・餅つき!!!


sai009.jpg
柱を垂直に差し込み、さらに石をどんどん追加して
金槌でひとつひとつ叩き固めていきます。

柱はまっすぐになったかな??


sai010.jpg
実はこの柱、昔の電柱に使われていた太くて丈夫なものを
いただいたのです!
もういらないからと、本当にありがたい限りです!


sai011.jpg
とりあえず、やっとのことで2本立てました!!


sai012.jpg
これは、「体育大好き110君」が日頃の

ストレス解消をしているところでもなく、

柱が倒れないか確かめているところでもなく、

・・・つまり、、その、、、よく見る光景です・・・(爆)



さぁ、ウォーミングアップはこんなところで、
つづいて山に入り、材木を調達しに行きます!

杉山先生のお父さんが、ご自身の山から間伐材を
たくさん提供してくださいました。
ありがとうございました!!



sai013.jpg
手頃な木を見つけてはチェーンソーで切りまくり、
人海戦術(←得意技!?)で沢を越えて運びます。

まだまだ未熟な間伐材といっても、生きた木には
多量の水分が含まれており、ものすっっっごく重いのです!

運び出してすぐに鎌とナタで皮を剥き、少しでも乾燥を促します。
表皮を剥がすと、水分でツルツル滑るぐらいのみずみずしさです。


sai014.jpg
なんて美しい姿なんでしょう・・・息を呑みます。


sai015.jpg
この子は、われらがマスコットの「タヌタヌくん」です!
まだまだ子どもですね。大自然パワー炸裂!!


sai016.jpg
木を乾かしている間に、先ほど立てた柱に、
レーザーで水平の目印をつけます。
このラインが床面の基準になります。


sai017.jpg
工事は急ピッチで進んでいきます!
ついに4本の柱が立ち、鳥居がふたつできました!!

簡単な棟上げ式をしましたヨ!


sai018.jpg
そして真ん中に1本追加


sai019.jpg
これは、「ヤンチャ大好き110君」が衝動的に間伐材の中を
味見しちゃった、の図です・・・orz


sai020.jpg
どんどん組み上げます!

床の下にくる大引き受け(横に渡した水平の丸太)と、
屋根の両端の梁を乗せます ひょいっとナ~


sai021.jpg
これから、この7本の丸太を屋根の上に乗せます。
丸太の並び順と、上下の位置を決めて、
屋根の梁材に打ち込むための穴をあけます。


sai022.jpg
のーりーまーしーたー!

細くても切りたてはホントに重い~!!!
手前は、西日に微笑む110君です


さてここで、登場人物紹介コーナー!

少年の友達の「110君(い と う く ん)」も、山と川が大好きで、今年の夏には、川にもぐってお魚さんをぶっ刺す「銛(モリ)」という武器を一緒に作って、岐阜の川ぜんぶを制覇しようと目論んでいるヤンチャ友だちです。

普段はこんな感じみたいです↓ 
sai023kan.jpg
何気ないシャッターチャンスでした。
携帯の待ち受け画面にしてあげてネ☆


・・・おっとっと、あぶない、あぶない・・横道に逸れてしまいました。

フォトショップとブログの文章をムダ使いしてしまいました
・・・もったいないもったいない

110君はおいといて、、、



sai024.jpg
どうですか!この屋根の骨組みから見える空の美しさ!

sai025.jpg
本当に・・・まるで・・・あたかも、あばら骨を組み合わせたみたいです!

生きた木がまだ呼吸しています。


sai026.jpg
太陽が傾いてきました。

この西日がこの山小屋の‘魅力’なのです。


sai027.jpg
軒の丸太の木口(切り口)を整えます。


sai028.jpg

sai029.jpg
つづいて屋根のトタン張り。


sai030.jpg
室内からは丸太の表情が楽しめます。


sai031.jpg

sai032.jpg
床を張るための大引をつくります。
水平をきちんと出すため、2X4材(松)の角材を使いました。

冬は床暖房とかほしいですね~(・・・夢夢夢)

sai033.jpg
夏の3泊4日は、ここまで進みました~!

4日でこんなにステキな空間ができるなんて大感動でした!!

入れ替わり立ち替わり、いろんな方に手伝ってもらいました!
ありがとうございました!


sai034.jpg
そして、床組みをブルーシートで覆い、秋までしばらく骨組みを寝かせます。


<第2期工事 10月11日~13日(2泊3日)>

約2ヶ月後、山小屋づくりを再開しました。
それまでに台風や豪雨に遭うこともなく、静かな姿で佇んでいてくれました。


sai035.jpg
まずは大引の真ん中に、荷重受けの丸太を1本仕込みます。


sai036.jpg
杉山先生が、解体した古民家の窓を貰ってきてくださいました。

アジがありますねぇ。。

さて、どこに据え付けようかな・・・
出来上がる空間をイメージして位置を決めていきます。


sai037.jpg

sai038.jpg
室内から外を眺めたとき、ちょうど桜を楽しめる位置に
窓枠を作りました。

sai039.jpg

sai040.jpg
次に、もうひとつ大きな窓枠を作ります。
さて、どんな窓(?)になるんでしょうか。

お楽しみはのちほど・・・


sai041.jpg

sai042.jpg
山小屋「西日庵」は、寝泊まりするだけの山小屋ではなく、
大自然の息吹を風流に味わう「茶室」でありますv

茶室に欠かせないのは、床の間です。

床の間を彩る床柱(とこばしら)は、この木にしました。
木口はこのように切って組み付けます。


sai043.jpg

sai044.jpg
夕日がいい感じに落ちてきました。

こんな贅沢な場所にはなかなか出会えないですね。

大地と太陽に感謝です。


sai045.jpg

sai046.jpg
胴縁(どうぶち)という角材を骨組みにまわします。

この日の朝、ものすごい冷気で4時に目が覚め、
キャンプ場にいても寒さで凍えるだけ、という状況でした・・・

お湯の暖かさを全身で味わい、早朝の作業の気持ちよさを
体感しました。


sai047.jpg

山小屋「西日庵」は、こんなところに建っています。


sai048.jpg
すっかり秋の空ですね。


sai049.jpg
順調に細部の組み付けを進めていきます。


sai050.jpg
壁面のトタンを張っていきます。


sai051.jpg
古民家の窓は、突き出し式にしました。


sai052.jpg
半分、トタンを張ることができました。

実は今回、この半分だけトタン張った壁と、
ブルーシートを巻いただけの山小屋で1泊しました!

めっちゃ寒いーーー!!!

次の日の朝、爬虫類なみに数時間まったく体温上がりませんでした(T_T)・・・・



sai053.jpg
大きな窓枠をつくった部分には、
片開きのドアと、大きな突き上げ式の入口をつくります!


sai054.jpg

sai055.jpg
だいぶトタン張れました!

古民家の窓の上には、透明のトタン(ポリカーボネート製)を
横方向に張りました。

風景がゆがんで、なんともいえない淡い感覚にさせてくれます。


sai056.jpg
西日庵のいちばんの特徴、太陽が傾くと夕日が室内まで
入り込み、木々の姿が投影されます。


sai057.jpg
屋根のトタンにも、光が滑り落ちてきます。


<第3期工事 10月18日~19日(1泊2日)>

第3期工事では、いちばん肝心な、西日を取り入れる入口側と、
内装工事をメインに進めました。



sai058.jpg
大引の上に床板を張っていきます。
窓枠の部分をうまいこと切り込むのがムズカしい~!!


sai059.jpg

sai060.jpg
玄関ドアができました!

杉板の木目がなんとも美しい~~!!


sai061.jpg
これからこの部分に、デッキをつくります!


sai062.jpg
ジャーン!!ウッドデッキ完成ー!
100%丸太デッキ!!

・・・このときチェーンソーがうまく動かなくって、
この丸太たち全部ノコギリで切りましたっっ!!(>o<)+++


遅ればせながら、突き上げ式の大きな扉もできました~!
この扉にも透明のトタンを張り、スリットから光が
差し込んでくるようにしました!!

この大きな扉は、、、

sai063.jpg

sai064.jpg

sai065.jpg
こんなふうに開きますっ!!

庇(ひさし)にもなり、太陽の光を和らげて届けてくれます。


sai066.jpg
太陽を、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン!!


<西日庵 竣工式 11月7日>

第3期工事の後にも、室内のトタンに断熱材を張りに行ったり、
トタンの釘を増し打ちしたり、強風対策を施したり、
隙間を埋めたりと、細かな作業を何度かおこないました。


そして・・・ついに11月7日、山小屋「西日庵」完成の竣工式~!!

sai002.jpg

数寄屋造りの「床の間」に花、御神酒を供え、
伊勢神宮の方角に二礼二拍手一礼。

6月の、杉山先生の‘ ステキな思いつき ’から半年間、
何度も何度も白川町を訪れ、こうして無事に
「西日庵」の竣工式を迎えることができました!

本当に多くの方々に助けていただき、ちっぽけでも
味のある「山小屋という名の茶室」が出来上がりました!!

いろいろとお世話になった方々に、
この場を借りて感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。

ありがとうございました!


<エピローグ ~そしてこれから>

竣工式の後、最初のお客さんとなったのは、
7歳の男の子とそのお母さん、
そして焼き芋の新しい調理法(世界観!?)を
切り拓いてくれた、ひろりんさんでした。
(↑新しい調理法は読者のみなさまのご想像におまかせします。。。笑)

白川町の紅葉で真っ赤に染まった西日庵も、
今は冬の入口に近づいて、しっとりその身を落ち着かせています。
次なるは桜の季節が楽しみです!!
・・・と、その前に!山小屋で寒い中、鍋で忘年会しなきゃですね!


長文ご精読ありがとうございました。
==============================
※この日記をご覧になられて「西日庵」に行ってみたい!と思われた方は、少年(私)の携帯か、このブログの右側にある「メールフォーム」で是非とも御一報下さい。

場所は、岐阜県の白川町というところです。

標高が低い場所にありますので、
冬でも雪はあまり積もらないところです。
山あり川ありの、四季折々の風景を
楽しめる居心地のよいところです。

西日庵が、楽しみにお待ちしております。
| 作品 WORKS | 20:00 | トラックバック:0コメント:2
コメント
すごいねー
いや~、すごいねー。
文章の長さ半端ないw更新、乙です。

いい仲間に恵まれたね。何かをイチから作れるって経験、なかなかないと思うんだわ、そゆことを一緒にやれる仲間がいるってのは羨ましいことです。

んー・・・私も何か作りたいなぁ~
ケーキとかじゃなくて、ね。
2008.12.22 Mon 00:39 | URL | さや
気持ちいい~~!!
どうも110君です!(笑)
この西日庵をみんなで一緒に作ることが出来て、本当に楽しかった!(まだ作るものはあるけど)
やっぱりみんなで作ると友達から仲間になった感じというか絆が強くなる気がするな~♪(笑)

この出会いに感謝です!ありがとう!
みなさんも是非きてくださいね!
2008.12.25 Thu 15:31 | URL | やんちゃ大好き110君
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